おきなわ地元情報ブログ
美容室経営

小さな美容室こそ経営戦略を立てよう!戦わずして勝つ戦略とは?

美容室を経営している、又はこれから開業を考えている方で色んな勉強会に参加している方はたくさんいると思います。

勉強会というとディーラーさん主催の最新の技術講習であったり、地元の商工会主催の勉強会に参加することが多いのではないでしょうか。

色んな勉強会がある中で、美容室の経営戦略を具体的に教えてくれる勉強会は少ないと思います。

今回の内容はごく当たり前の事ですが、経営戦略の基礎となる部分ですので一つ一つチェックしてみましょう!

「何を」「どこで」「誰に」「どのような方法で集客し買ってもらうか」

①商品(何を)

何を売るか:カット、カラー、スパなどの技術メニューや、物販など。

まずはじめに、自分が出店したい、又は出店している地域の競争相手になりそうな美容室の、メニューや価格、スタッフ数、客層を調べてみましょう。

次に、他店に比べ、自店が有利な客層、技術力を考慮しメニューと価格を設定しましょう。

カラーといえば、○○美容室というように自店の強みをPRしましょう。

ポイント

    • 現在あなたが持っている資金、スタッフ数に対して可能な目標を設定する。

 

②地域(どこで)

美容室の出店場所は、都心部で人が賑わっている地域が華やかで憧れるかと思いますが、都心部は家賃も高く競争相手も多いので、最初の出店場所は、競争相手の少ない場所をおすすめします。

ただし、都心部でも、競争相手の少ない離れた場所で住宅が多く地元の人が多い地域であれば、
家賃も安く、最初の出店としてはいいでしょう。

ポイント

    • 自店のお店の規模(広さ、セット椅子数、スタッフ数)でも地域1番店になれるような地域に出店する。

③客層(誰に)

客層とは、お客様を誰にするかです。20代女性を中心にするか、40代以上の主婦を中心にするかなどです。ちなみに男性のファン客もいれば失客率も低く来店周期は早いので売上は安定するでしょう。

ポイント

    • 自分の年齢や経験で、できる得意な客層にする。
    • 出店予定の地域の客層に合わせる。住宅街であれば、平日でも来店可能な主婦をターゲットにするなど。
    • 客層を絞ってお店をオープンさせたとしても、予想もしなかった客層が多かったということもあります。その時は、再度、顧客データを調べ最も多い客層や年齢層があなたの美容室に合ったあなたのファン層なのです。そのファン層に向け、新メニューを作るなどして更に気に入ってもらいリピートしてもらいましょう。

④営業(どのような方法で集客するか)

お店をオープンしても、お客様に知ってもらわなくては誰も来てくれません。

ポイント

  • 新規オープンの場合は、チラシのポスティングを地元の事業所などにオープンの挨拶をしながら告知をし自店を知ってもらいましょう。
  • TwitterやInstagram、Facebook、LINE、ブログなどでPRする方法もあります。客層によって反応が違うので、自店の客層に合ったSNSを使ってみましょう。
  • チラシの作成を依頼する、スタッフとの親睦会など、できるだけ地元の広告代理店や飲食店を利用し顔見知りになりましょう。とにかくあなたの存在を知らないかぎり、お客様はあなたのお店の存在を知らないのです。