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美容室経営

売れる美容師と売れない美容師の差|人は見た目が9割って本当?

美容室を選ぶときって、美容師さんの見た目って重要だと思いませんか?

どうせ髪を切ってもらうんであれば、清潔で、優しそうで、相談しやすそうな人にお願いしたいですよね?

でも、同じ環境で働いて、同じように技術が出来ても売れる美容師、売れない美容師の差が出るのはなぜなんでしょうか?

技術がうまければ人気美容師なれるの?

「技術力があり、専門知識が豊富であれば売れる美容師になれる」

と、そう思うかもしれませんが技術や専門知識はスタイリストであれば出来ていて当然のことですよね。

では、売れている美容師は技術以外にどこに違いがあると思いますか?

第一印象

自分が接客を受ける立場であれば、どういう人に接客してもらいたいですか?

笑顔で親切で丁寧に対応してくれる。

物腰が柔らかいなどであればお客様も色々と質問もしやすいし、和やかな雰囲気になりますよね。

逆に仕事はうまくても無愛想で対応も悪ければ、お客様は気分を害するかもしれませんよね。

メラビアンの法則

メラビアンの法則とは心理学者のアルバート・メラビアンが提唱した概念です。

それによると、人の第一印象は出会って、3~5秒で決まるそうです。

全てのコミュニケーションに適用されるわけではありませんが、参考になると思いますので紹介していきますね。

視覚情報(55%)表情や目線、態度、仕草、服装など見た目全般を指します。

聴覚情報(38%)声の大きさ、トーン、テンポ、話し方、口調など。

言語情報(7%)話の内容

「人は見た目じゃなく中身でしょ!」と言う人もいると思いますが、心の状態(不安、怒り、喜び)は言葉に出さなくても表情や態度からあふれ出てくるものなんです。

また、声のトーンも機嫌が悪い場合や嬉しい事がある時など、声のトーンや口調に出やすいものです。

言葉の内容は、感謝の言葉を言っても、返事を返した場合でも目つきや態度が悪ければ、相手に良い印象は与えないと言うことなんです。

言語情報が(7%)と一番低かったのですが、それはいくら正論を言っても目つきや態度、仕草から誠実さを感じなければ、相手に信用されないからです。

「仲良くなってみると意外といい人だった」という事もよあるかと思いますが、それは仲良くなってからの話でここで言っているのは始めて会った人や第一印象の事です。

しかし、仕事をしている以上相手を不快にしないためにも表情や口調などは意識して使いたいものです。

売れている美容師の特徴

技術力や専門知識があるのは当然のことで、お客様との信頼関係があり、忙しい時でもお客様をぞんざいに扱わない。お客様のライフスタイルを把握していて、ヘアケアの提案もしてくれる。

話しやすい。けしておしゃべりというわけではなく、物腰も柔らかく話しやすいので、些細な事でも相談しやすい。

あくまでも、「お客様ファースト」美容師の中には店販を勧める事や、次回の予約を提案する事が強引ではないかと勧めにくいと言う美容師もいますが、お客様の事を考えれば勧めるのはプロとして、当然の事ですよね。

お客様の髪の状態をよく知っている美容師からの提案であればより信頼関係も深まるでしょう。

また、サロン内でも、アシスタントやスタッフ同士でも丁寧に指示を出したり対応もいい。

スタイリストの中には、お店が忙しくなった時イライラしてスタッフに対する対応が雑になる人がいますが、美容室は鏡の数が多い所なので、色んな所からお客様に見られているという意識が必要です。

まとめ

やはり売れてる美容師は、美容師としてだけではなく、社会人としてのマナーや、関わる人達を大切にしているのが特徴のようです。

技術力はもちろん大事ですが人間力も大切だという事なんですね。